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2017振り返り 0908 まさかのお通夜

2017振り返り 0908 まさかのお通夜

休んでいた火曜日の夜にkk君から夜メールが来た。しかも題名が訃報。
えっ?誰か知り合いのご両親でも?とあまり深く考えずに開いて凍り付いた。
元会社同期入社のok君がガンで亡くなったとのこと。
しかもkk君曰く、先月会社で会ったので少し話したらしい。

文字を見ても、一瞬何を意味しているのか理解できなかった。
その後は驚きと悲しみと疑問と失望といろんな気持ちが混ざり合って
もう訳が分からない気持ち。そのまま寝たり起きたり当たり前のように眠れず。
金曜の夜が通夜ということで、すぐにM君にも連絡。

金曜日、会社は休んでいたが夕方から重い気持ちを引きずって斎場の駅で
kk,M君と待ち合わせ。やっぱりkk君も経緯とかは知らずに驚いている状況だった。
斎場にタクシーにて斎場へ到着。間違いなく彼の名前が出てる。
もしかしたら会社も大きくなったし同姓同名漢字まで一緒の別人かも
なんて一瞬だけ思ったけど、通夜の受付が会社の知り合いばかりで、
ある意味ここで最期の希望の糸が切れた。
間違いなくあいつだ。

受付にoさんがいたので、ちょっと話しかけてみる。
実は1年前からガンと判って、ずっと治療しながら会社に来ていたそうだ。
お経が流れる焼香の部屋に入ると、祭壇には大きな顔写真が。
あいつの顔を見てようやく何かが分かった気がした。
死んだんだ。座ってお経聞きながら焼香の順番を待つ時間が長かった。
いろいろな事を次々に思い出す。
やっと焼香の番になって改めて顔写真を真正面に見る。
何か心なしか覚えているあいつの元気な顔とはちょっと違う。
焼香の時何を思って何を語ったのだろう。思い出せない。

焼香終えて控え室へ。清めのお食事とビール。グイッと飲み干して少し
我に返った感じ。少し近くの人の話が聞こえてくる。
どうも1年前ほどにガンが分かった時には、既に余命1年余りと伝えられて
いたらしい。それでも治療しながら会社に来ていたとのこと。

そんなの会社なんて辞めて好き勝手にすりゃいいのに。あいつらしい。
しばらくして、本人が参列者向けに事前に書いていた挨拶状が回ってくる。
こんなのまで用意して、バカじゃない。

伝えたい事なんて本になる位あっただろうに、A4-1枚なんかに納めやがって。
昨年春の健康診断でガンが見つかった時には既に余命1年と言われたこと
何か淡々と書かれていたけど、冷静には読めなかった。
この1年楽しかったと楽しい人生だったと書いてあった。
何も言えないよ。そんなの見せられても。
しかもいつの間にか親子3人になってるし。おいおい子供できたなんて
それこそ聞いてないぞ。再婚だって年賀状に1行書いてきただけだったし。

もうあんまりその場にいたくない気分。
3人で出ようとしたら同期のT君がいて、あっちに女性陣いるよと言われて
目があったので仕方なく簡単に挨拶。
それこそ20数年ぶりに見る顔もいたけど、この席で再会を喜んで話をする
気なんて全然起きない。
早々に3人で外へ。やっと外の空気が吸えてホッとした。
でタクシー捕まえて駅まで行って、M君が軽く送別会やるかと言うので
蒲田まで出て居酒屋へ。

入社した頃には、毎日のようにあいつも一緒に飲み歩いていたよなぁ。
元々そんなに酒好きじゃ無いのは分かってたけど、楽しかったのかなぁ。
なんていろいろ思い出して語る。
そのうちにだんだん自分の健康話へ。まあみんな50代だからね。
そりゃ何が起きてもおかしくないような年代になったとは言え、
同期の飲み助この3人がいちをピンピンしているのに、飲まないあいつが
先にこんなに早く逝ってしまうなんて考えられない。

相変わらずM君は健康気にする酒飲みだし、KK君はあれだけ毎年ドームで
飲んでいるのにセーフだしね。
そう言えばこの3人が揃うのもかなり久しぶりだな。
これが毎年できればそれが一番の幸せかな。ということで意見は一致。

なんだかんだで2300過ぎまで送別会やって、ちょっとは気持ちが回復。
けど帰ってからいろいろ考えてしまって眠れなかったわ。

3人での送別会。悲しいなぁ・・・
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訃報を聞いて思い出した写真
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3人であいつの別荘行ったよね。

本当に安らかに。
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