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WCPロシア 守り抜く強さ [スポーツ]

決勝T-1回戦 ロシアvsスペイン
開催国として開幕戦の5-0の勢いを保って決勝Tに進んだロシア
決勝Tで多少もたつきながら決勝Tでギアを上げていきたいスペイン。
FIFAランクや実力的には、日本vsベルギーの対戦にも似た感じの試合。

しかしロシア白い壁は厚かった。
スペインが終始攻め続ける中、決して緊張が途切れることなく
ことごとくサイドからのクロスを跳ね返し続けた。
オウンゴールでスペインに12分先制された時は、スペインの2-0かなと思って
いたのだが、残りの前半で無理に攻めにいかず、そのままの試合運びで持ち堪えたのが
正解だったのだろうか。
結果として前半41にPKを得て前半のうちに同点に追いつくことができた。

あの先制点から攻め気を出していたら、アッという間にスペインに2点目を
とられていたのでしゃないだろうか。

ボール支配率は圧倒的8:2でスペインだが、最後の壁が崩せない。
これまでのポルトガルやアルゼンチンのように中央からの突破をさせてくれない。
おなじみのショートパスも横方向は自由なのだが、いざ縦になると出せない。

今回のスペインにはスピードで切り込むFWが足りなかったのだろうか。
いままでのように、ショートパスで少しづつ崩していく戦術がかなり効かなく
なってきたのだろうか。どうしても縦への突進ができない。

あのポルトガルとの初戦で縦への突進を見せたジエゴ・コスタもこのゲームに
関してはほとんど切れ込むシーンが見れなかった。
そこへのパス供給を切った守備をしたロシアの戦術だったのだろう。

それでも後半30分過ぎに選手交代してからのスペインの攻めは見応えあったし、
じきに点が入る気配が十分だった。
それを許さなかったのは、開催国としてのプライドからの堅守なんだろう。

結局猛攻のスペインを1点に抑えて延長戦、ここでも緊張が途切れることなく
見事に護り通した。
最後のPKについては、何かがあるわけでもない。
どちらも自分の全てを賭けて蹴った結果としてロシアが勝ち上がった。

この試合を、あと6時間弱で始まる日本vsベルギー戦のお手本としたいところだ。
ベルギー相手に攻めも守りも120%なんて言うのは簡単だけど、とてもじゃないけどムリ。
けど守りに徹しても延長含めて120分間守り通すことは、とてつもなく困難なレベル。
自分より格上相手には、とにかく先手、先手、そして相手に慌てさせることだ。
ポーランド戦の最後10分をボールキープに賭けたあのギャンブルをベルギー戦でも
見せてほしい。
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